【特集】グランミューズ・サロン～大人のためのピアノ弾き合い会～

樋口先生と今泉先生の会に参加しました。お二人の先生から直接アドバイスをいただきましたが、それぞれ違ったスタイルで熱心にお話下さったことが印象的でした。コンクール前の研鑽の機会として参加し、最近のコンクールの傾向等も知ることができたことも有益でした。また、目指すものが同じ仲間が集まるので、ピアノの繋がりを広げるチャンスにもなると思います。

ピアノ仲間からの紹介で、グランミューズ・サロンを知りました。ピアノはどうしても一人で活動することが多い楽器だと思うので、このような勉強の場を通して、ピアノを学習する人同士で悩みを共有したり、共感できることは実りが多いです。
私は演奏会や発表会前の場慣らしとして参加することが多かったのですが、以前より演奏にのめり込んでしまうことが減り、客観的に自分を見つめて演奏できるようになったと感じています。経験の豊富なピアニストから、参加者一人一人に対するフィードバックを通して、人前で演奏することの大切さも改めて実感しました。 これからも、様々な考え方や経験をお持ちのピアニストから、豊かなフィードバックが得られる機会になればよいなと思います。

現在、「グランミューズ・サロン」にご参加くださる大人のピアノ愛好家が増えてきていることを、大変嬉しく感じています。
年代によりピアノとの関わり方も変わってくると思いますが、開催ピアニストの趣旨がご自分に合う「サロン」を見つけて、ぜひ積極的にご参加いただきたいと思います。
コンクールではありませんのでミスを恐れず、思い切って聴く方の心に素敵なピアノを届けてください！

ステップやコンペと異なる点は、参加者の皆様と直接コミュニケーションがとれるところです。演奏後の質疑応答の時間がとても充実した実りある時間で、お一人ずつ弾いた感想や日常考えていらっしゃることなどを話していただき、時には音出ししながら皆で共有して解決の糸口を探ります。様々な経緯、状況下で「それでもピアノ」と集まったピアノ仲間との時間は、私にとってもかけがえ無い時間です。ご意見を伺いながらブラッシュアップしていきたいです。

「グランミューズサロンは」、通常のレッスン、グランミューズ・サロン、ステップ、コンペの「レッスンの次の表現の場であり、勉強の場」です。

なので、曲が仕上がっていなくてもOK。間違ってしまってもOK。
「挑戦する勇気」をモットーに、弾きにくい部分の指使い、いつも技術的に間違う場所の練習方法、表現の更なる進化を、普段レッスンを受けたことのないピアニストより伝授してもらいます。

そして、一般のピアノ愛好家から、現役の音大生、ピアニストと、全国から参加される参加者がどういうことを助言されているか、間近で聞け、自分も感想をのべることができる、「またとない機会」です。

これまで、レッスンと、ステップの間の「全国から参加できる地域での弾き合い会コンサート・ミニ公開レッスン」という「表現/勉強の場」がありませんでした。

大人の方々は、真に音楽に愛情深く、思うように弾けなくても音楽が好きで好きでたまらないご様子が伝わってくるので、担当講師のほうが、その熱意に毎回毎回頭が下がる思いです。

「家での100回の練習より1回の本番が大切です。」

これからも、地域で、グランミューズ・サロンにご参加頂く皆様に寄り添い、共に音楽表現を作り上げていくことができましたら幸いです。