提携コンクールから、多様なステージへ

2025年度(2026年2月16日現在)の提携コンクールは、60のコンクール・イベントと提携。全国404地区で開催され、年間申込数は31,019件に達し、事業開始以来初となる「3万件の大台」を突破しました。
ピティナWeb申込を通すとステージ・ポイントの対象になり、継続表彰にさらに一歩近づく機会としてもご利用いただけます。
本記事では、2026年度の新企画や指導者の活用例をご紹介します。ぜひ、あなたにぴったりのステージを見つけてください。
2025年度の提携コンクール
演奏会やコンサートとの提携

コンクールという競い合いの場に限定せず、より広い「表現の場」を目指して演奏会やコンサートとの提携を本格的に始動しました。
60種のステージがあるからこそ、一人ひとりに最適な『舞台』の提案も可能になります。
2025年度に提携したコンサート
HAREtoKEピアノ演奏会音のつどいピアノコンサート
ピティナ松本支部 入賞者記念コンサート
グランミューズ・サロンも拡大中
グランミューズ・サロンは愛好家、アマチュアが集うピアノの弾き合い会です。今年度は21人のピアニスト・会員によって計51地区で開催、参加者はのべ431名となりました。
作曲家の徳山美奈子氏を迎え、名曲「ムジカ・ナラ」などを通じて本人と対話しながら学べる贅沢な弾き合い会も企画されました。(ただいま申込受付中2月26日まで!)
詳細・申込▼地区数・申込数の推移
新企画「ジュニア・ピアノ・ラボ」のご紹介

2026年度より新企画がスタート。もう一歩先を目指したい小中学生のために、指導にも豊富な経験を持つ現役ピアニストたちが各地でトライアルレッスンを展開します。「魅力的な演奏のためにアドバイスが欲しい」「奏法やテクニックの解決・練習方法を教えてほしい」など実践的なご要望にお応えしながら、ニーズに合わせて、時に個人レッスン、時にマスタークラス形式(お互いに前後で聞き合う)で発展的な学びをサポートします。また、音楽の進路をお考えの方には、随時ご相談に応じます。
概要
| 対象 | 小学校3年生~中学校3年生(原則) |
|---|---|
| 内容 | 講師による個人レッスン(30分~60分程度)
|
| 申込 | 「ピティナ提携コンクール」ウェブサイトに随時公開され、先着順に申し込みを受け付けます。 |
実施予定(2026年2月時点)

| 日程 | 2026年4月26日(日)(グランミューズサロンと同日) |
|---|---|
| 会場 | 渋谷タカギクラヴィア松濤サロン |

| 日程 | 2026年5月24日(日)13:00-18:00予定 |
|---|---|
| 会場 | 講師レッスン室(神戸市中央区、詳細は受講者へお伝えします) |

| 時期 | 2026年6月予定 |
|---|---|
| 会場 | 都内スタジオ予定 |

| 時期 | 2026年6~7月頃予定 |
|---|---|
| 会場 | 愛知県または静岡県西部エリアにて開催予定 |
ほか、続々開催を予定しています。
- 各回、ピアニストによる主催、ピティナ提携コンクールの枠組み(申込受付)の中で行われます。詳細は、順次、ピティナ提携コンクールのウェブサイトでお知らせします。お楽しみに!
インタビュー
提携コンクール・ステップ・ピアノコンペティションを幅広く活用されている先生方に、ステージ経験で得られるものや、お教室での取り組みについてお話を伺いました。
自分で決めて、チャレンジする

生徒さんがコンクールに参加するときに大切にしていることは、参加する/しないを本人が決めることです。自分がやりたい!と自分の意志で一歩踏み出すことが良いチャレンジの準備になると思うからです。ステージ経験から得られるものの大きさは、私自身、身をもって感じています。ですから、広い世界を見られるきっかけを生徒さん自身で見つけてほしいと思い、いろいろな形に対応できるように準備するようにしています。
まず、コンペティションの課題曲は、出場するしないに関わらず、レッスンの中で少なくとも1曲は触れるようにし、コンクールを身近なものだと感じられるようにしています。生徒さんのバックグラウンドに合わせてブルグミュラーコンクールやバッハコンクールなど、レッスンで使用している教材から出場できるコンクールを紹介することもあります。コンクールは賞や順位がつきますが、結果にとらわれず、自分自身の成長の為の本番であること、自分の目標を常に持つことの大切さを伝えるように意識しています。
大きい生徒さんになると、学業との両立もありコンペティションへのチャレンジは少なくなりますが、ステップであれば自分の形で目標をもって参加することができます。私以外の先生からアドバイスをいただける機会にもなりますし、パスポートのシール集めや継続表彰も、生徒たちのモチベーションにつながっています。
こうしてコンクールやステップに参加した生徒さんには、毎回感想を書いてもらい、写真とともにレッスン室や発表会で掲示しています。レッスン時間の前後では本番にチャレンジする生徒さんのミニ発表会を開催するなど、自分の世界だけに閉じないよう、自分以外の人の演奏/音楽活動との接点を作るように意識しています。




どんな本番の形でも、自分の意志で選択し、チャレンジすることの意味。自分の決断に責任を持つこと。それこそが生徒たちが本番に対して積極的になれることだと感じています。そして、私も生徒さんたちと共に「熱く楽しく」レッスンしていくことを大切にしています。
継続の先にある成長

初めてコンクールに挑戦する生徒さんには、ブルグミュラーコンクールのように1曲で参加できるものを紹介し、コンクールに不安を感じる生徒さんにはステップを提案するなど、無理のない形でステージ経験を積めるようにしています。
コンクールへの参加は、生徒さん本人の意思がいちばん大切だと考えています。その上でご家庭での支えもお願いしたいところです。自分で決めた目標に本気で向き合うこと。本番での集中力を養うこと。当日に向けて計画を立て、一つずつ目標をクリアしていくこと。その過程で手応えを感じ、主体性を持ってもらうことが大切だと考えています。
一方、学業やほかの習い事との両立など、演奏の時間を確保することが難しくなった際に「コンクールへの出場が厳しくなってきたのでピアノを辞めようか悩んでいて...」と、相談を受け、とても驚いたことがあります。コンクールへの出場はあくまで選択肢の一つであり、それにこだわらず継続することが大切です。
普通大学に進学して学内のピアノサークルで楽しんでいる様子や、留学から帰国した生徒によるレッスン室でのミニコンサートの開催など、継続した先の姿を門下生自らが示してくれており、私自身とても嬉しい気持ちになると同時に、生徒たちにとって大きな刺激になっていると感じます。
コンクールを通して何より大切なのは、個人としての成長であり、音楽的な成長はあとから自然とついてくるものです。そうして得た消えることない経験を、継続した先の未来で咲かせてほしいと思っています。
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